パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエル軍は17日、「3人のテロリストを殺害した」としたうえで、うち1人がイスラム組織ハマス最高幹部のシンワル政治局長である可能性を調べている、と発表した。地元紙ハアレツは当局者の話として「シンワル氏の可能性は非常に高い」と伝えた。

 シンワル氏は昨年10月のイスラエルへの急襲作戦の首謀者とされ、ガザの最高指導者を長く務めてきた。殺害が確認されれば、ハマスにとっては大きな打撃になる。

 軍と情報機関の発表によると、3人が殺害された建物にイスラエル側の人質はいなかったという。軍部隊が建物の周囲で作戦を続けているとしている。

昨年10月の攻撃首謀 イスラエル軍の最重要標的に

 米紙ニューヨーク・タイムズ…

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