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23日まで韓国・ソウルで開催されていたフィギュアスケートの四大陸選手権で、ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は2大会ぶり2度目の優勝を果たした。主要国際大会でのタイトルは2季ぶりで、ショートプログラム(SP)、フリーはともに1位。完全復活を感じさせた。
優勝から一夜明けた22日、2人は報道陣の取材に応じ、大会を振り返った。主なやり取りは次の通り。
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――一夜明けて心境は?
三浦 「今シーズンを通して一番自信を持って挑めた試合でした。それに、スピードを最後まで出し切れたかなと感じます」
木原 「細かいミスはあったんですけれど、自信を持って試合に臨めて、良い結果を残すことができました」
――3月の世界選手権では、2年ぶりの世界一をめざすことになります。
三浦 「今回、SP、フリーで細かいミスがあったんですけど、失敗してもベースが上がってきたなと感じています。私たちがクリーンで滑り切れると、高い点数を頂けるんじゃないかと思えた試合でした。(世界選手権まで)約1カ月しかないんですけど、悔いのない練習を毎日続けたいです」
――(22日の午前中に)アイスダンスの練習を見られていましたが。
木原 「自分たちがもっと成長できる部分は何だろうと考えた時に、アイスダンス選手のようにトランジション(技と技の間のつなぎ)や、表現の仕方を高められるようにと2人とも感じていました。今日は時間があったので、見学させて頂きました」
――今シーズンは新しい振付師のもとでSPとフリーを滑っています。完成度は?
三浦 「シーズンのはじめと比べると、どちらのプログラムも滑り込んでいると思います。ただ、まだまだ自分たちはできる。次(世界選手権のリンク)はNHL(北米のアイスホッケーのナショナルホッケーリーグ)サイズなので、それに向けた準備をしていきたいです」
木原 「昨年はけががあったので、プログラムを一緒につくり上げる感覚はなかったんです。けど、今年はプログラムをチームでつくり上げている実感がある。今は滑り切る難度はかなり下がっていて、その中でさらにユニゾン(滑りの一体感)を上げる、自分たちが表現したいことに気をつけるというレベルまで持っていくことができています。成長している実感はあります」
――これまで経験のないジャンルに取り組んで、演技の幅は広がりましたか?
木原 「最初は戸惑いもありましたし、どう表現していいのか迷いはありました。ただシーズンが進む中で、アイスダンスの先生から修正していただき色々と学びました」
――SP、フリーともに新たな衣装です。着心地は?
三浦 「ノースリーブになったので、本当に滑りやすいですね」
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――フリーの木原さんの衣装で、胸元にあるのはバラですか?
木原 「バラです。前の衣装の背中にも花が入ってたんですけど、花のデザインをここに残して頂いた感じになります」
三浦 「立体的になりました」
――ノースリーブの衣装は急きょ、肩のテーピングをする時などアクシデントに備えてという話を(大会前に)していました。アクシデントへの対応力は上がっていますか?
木原 「今シーズン、グラン…