米ニューヨークの中心部で10月31日、世界最大規模のハロウィーンパレードが開催された。約2キロの通りを仮装した市民やダンサーが行進し、沿道を埋めた見物客は歓声を送った。コロナ禍の中断を経て今年で51回目を迎えた。
午後7時、パレードのスタート地点ではゾンビやピエロ、骸骨などの仮装をした人たちが集まり、行進を始めた。今年のテーマは「Meow!(ニャー!)」で、猫の仮装をした市民も目立った。沿道に集まった人たちはスマートフォンやカメラを向けて、奇抜な衣装をまとった人々を撮影し、歓声とともにパレードを盛り上げた。
実行委員会によると、パレードは仮装していれば誰でも参加可能。2001年の同時多発テロの直後も「市民に癒やしと元気を与えよう」と開催された。新型コロナの影響で20年は中止したが、翌年には復活した。
【動画】ニューヨークで開催されたハロウィーンパレード=田辺拓也撮影