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新たに開設されたテンプル大学ジャパンキャンパスの京都キャンパス=2025年1月24日午後4時40分、京都市伏見区、西崎啓太朗撮影

 米国の総合大学の日本校「テンプル大学ジャパンキャンパス」(東京)が今月、京都市伏見区に新キャンパスを開設した。講義は全て英語で、米国の本校と同じ学位が取得できる。

 テンプル大のジャパンキャンパスは1982年に東京で開校し、国際ビジネスやアート、心理研究など幅広い専攻学科がある。

 新キャンパスの学舎は、聖母女学院藤森キャンパス内のホールなどを利用する。京都で学ぶ学生は約100人で、数年後には300人規模に増やしたいという。

 24日にあった記念式典で、マシュー・ウィルソン学長は「京都では、文化的・学問的に豊かな環境に身を置くことができる。このキャンパスが次世代のための学び、理解、革新の灯台となることを願う」と話した。

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