米大リーグの2022年の選手年俸総額が45億6000万ドル(約5880億円)で史上最高を更新したと18日、AP通信が報じた。21年より12・6%の増加で、これまでの最高は17年の42億5000万ドルだった。
球団別の総年俸はメッツが15年のドジャースを抜いて、最高額の2億9980万ドルとなった。課徴金(ぜいたく税)が課される基準額は2億3000万ドルでメッツの他にドジャース、フィリーズ、ヤンキース、パドレス、レッドソックスの計6球団が支払うことになり、課徴金の総額も7800万ドルで最高額を記録した。
大リーグでは昨年3月に機構と選手会が新労使協定を締結し、労使の活動が止まるロックアウトが終結したことで大型契約が相次いだ。(共同)