
千葉県館山市内の小、中学校、保育園などの卒業生、卒園生計943人全員にJA安房から花束が贈られる。
5年前にコロナ禍で苦しむ地元の花の生産者を支援しようと、市が花を買い上げて卒業生にプレゼントしたのが始まり。
2022年からはその支援のお礼にJA安房が地域貢献の形で寄付している。
市立第一中学校では13日、卒業式を終えた3年生66人が教室に戻るとパステルカラーのカラフルなストックの花束と甘い香りが出迎えた。担任の三平和輝教諭が一人ひとりに手渡すと笑みがこぼれた。
卒業生の川島瑞歩さんは「この花のようにまっすぐにきれいに高校生活を送れるよう頑張ります」と話した。