グーグルマップの新機能を発表する担当者=米カリフォルニア州パロアルト、五十嵐大介撮影

 米グーグルは10月31日、地図サービス「グーグルマップ」上で、同社の生成AI(人工知能)「Gemini(ジェミニ)」の機能を使えるようにすると発表した。まずは米国向けで始め、日本などでの提供は未定という。

 たとえば、グーグルマップ上で「ボストンで夜間に友人と一緒にできることは」と質問すると、地域のレストランや音楽ライブなどの情報や、利用者が書いたレビューをAIが要約して回答する。「本格的なバーもありますか」などと聞くと、店の情報を要約して表示するという。

 また、グーグルマップのルート案内では、ルート周辺の店などが簡単に見られるようになるほか、目的地付近の駐車場の情報を表示する機能も加える。この機能は日本を含む世界全体で始める。

 地図上の建物などを空から眺…

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