東京大駒場キャンパス正門前で行われた、パレスチナに連帯する学生たちのリレートーク=2024年5月16日午後7時15分、東京都目黒区、平賀拓史撮影
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版

 パレスチナ自治区ガザ地区へのイスラエル軍の攻撃に抗議する学生運動が米国を中心に広がる中、日本の大学でも同様の動きが起きつつある。16日夜には、パレスチナに連帯を示すリレートークが東京大学駒場キャンパス正門前(東京都目黒区)で開かれ、集まった学生ら150人がプラカードを掲げて「Free Gaza」や「日本の大学 沈黙するな」などと訴えた。

 この日は東大のほか、早稲田、慶応、一橋など首都圏の各大学生らが「大学は反戦の切実な訴えに向き合うべきだ」「私たちの学問は、パレスチナで起きている悲惨な出来事を追認するためのものではない」などと次々に反戦の思いを述べた。

 登壇した一人、東大大学院生…

共有