オリックス・若月健矢捕手ら花咲徳栄高校出身のプロ野球選手による野球教室が15日、埼玉県加須市の加須きずなスタジアムであった。今回で4回目の開催で、若月選手のほか中日・清水達也投手、埼玉西武・西川愛也外野手、日本ハム・野村佑希内野手ら8選手が参加した。
県内5市から集まった約400人の小学生の児童らは、ポジションごとに分かれて投げる、捕る、打つ、走るといった動作について選手から指導を受けた。初開催から毎回参加している加須市出身の若月選手は「地元では子どもの数が少なくなっていると聞きますが、野球を好きな子どもが増えることにつながればうれしいです」と話す。選手らは指導のあと投球や打撃を披露し、児童らからは、どよめきが起こっていた。
加須市の福田凌大さん(5年)は清水投手からキャッチボールの指導を受けた。「すごい選手に教えてもらえてうれしい。一球一球、相手のことを考えて投げることの大切さを教わりました」と笑顔だった。