「一日があっという間に過ぎる」
大きな挫折を経てつながった現役生活。ふと漏れた本音には、安心感もにじむ。
アイスホッケー選手、久慈修平(37)は競技が盛んな北海道苫小牧市で生まれ育ち、エリート街道を歩んできた。
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駒大苫小牧で高校総体を3連覇。早稲田大を経て、苫小牧を本拠とする王子イーグルス(現レッドイーグルス北海道)に進み、新人でアジアリーグ得点王になった。
日本代表としては、ソチ、平昌と2度の五輪予選を経験。五輪出場の夢はかなわなかったが、その道が断たれた試合でチーム唯一の得点をもたらした。
順調だったアイスホッケー人生が暗転したのは2024年春のこと。
「来シーズンの構想にないので、契約はもう結ばない」
呼び出しの連絡を受けたとき…