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ロシア軍の攻撃により、大きな被害を受けたウクライナ中南部ザポリージャの現場。ザポリージャ州のフェドロウ知事が2024年11月8日、SNSに投稿した

 ウクライナ各地で7、8日、ロシア軍による攻撃が相次ぎ、少なくとも計10人が死亡した。ゼレンスキー大統領は「国際的なレベルで団結した、断固とした対応をとることが重要だ」と訴えた。

 ウクライナ空軍によると、ロシア軍は8日朝までの48時間で、ドローン198機と空対地ミサイル4発などを使って攻撃。空軍はそのうち、ドローン136機とミサイル全4発を撃墜したという。

 政府機関や各地の当局によると、7日に攻撃を受けた中南部ザポリージャでは、1歳の男児を含む9人が死亡した。負傷者は子ども4人を含む42人に及ぶという。

 南部の港湾都市オデーサも7…

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