イスラエル軍は20日、対立するイスラム教シーア派組織ヒズボラが拠点を置くレバノンの首都ベイルートへの空爆で、ヒズボラの精鋭部隊「ラドワン部隊」のトップ、イブラヒム・アキル幹部らを殺害したと発表した。レバノン国営通信によると、地元当局は空爆で37人が死亡、68人が負傷したと明らかにした。
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ヒズボラは、死者の中にアキル幹部ら司令官級などのメンバー16人が含まれていると認めた。イスラエル軍のハガリ報道官によると、幹部らは住宅街にあるビルの地下で会合を開いていたという。
ハガリ氏はアキル幹部について「ヒズボラの対戦車、爆発物、防空作戦を含むさまざまな活動の責任者で、昨年10月以来、イスラエルへの日々の攻撃を立案していた」と指摘した。
米大使館爆破でも手配中
アキル幹部は1983年にベ…