東海道新幹線に描かれるのは「アナ雪」や「ピーターパン」――。JR東海は15日、ディズニーのキャラクターデザインをあしらったN700A系新幹線「Wonderful Dreams Shinkansen」の運行を2月21日に始めると発表した。東海道新幹線で側面全体に特別デザインをあしらった車両を運行するのは初めてという。
東京ディズニーシー(千葉県浦安市)に昨年オープンしたエリア「ファンタジースプリングス」のPRを兼ねた、オリエンタルランドとの協業。ディズニー映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」のキャラクターなど、計16種のデザインが施される。東海道新幹線を特徴づける青色のラインは消され、側面全体が紫や緑色などエリアをイメージした色にラッピングされる。座席のヘッドカバーなども特別デザインになり、車内メロディーには「塔の上のラプンツェル」の挿入歌「輝く未来」が採用され、ディズニーの世界観を表現している。
JR東海の丹羽俊介社長は「多くの方々にこの車両を楽しんでいただければ」と話した。
東京―新大阪間の「ひかり」「こだま」を中心に、9月中旬まで運行される予定。運行日程は特設サイト(https://recommend.jr-central.co.jp/wdshinkansen/