【動画】広島県北広島町で五穀豊穣祈る「壬生の花田植」=上田潤撮影

お囃子に合わせて苗を植えていく早乙女たち=2024年6月2日午後2時30分、広島県北広島町、上田潤撮影
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 ユネスコの無形文化遺産で、国の重要無形民俗文化財にもなっている広島県北広島町の「壬生(みぶ)の花田植(はなたうえ)」が2日、開かれた。

 無病息災と豊作を願う伝統行事で、鞍(くら)やのぼりで飾り付けた牛13頭が田んぼに入って代かきをすると、70人の田楽団が登場。横笛や太鼓のお囃子(はやし)に合わせ、すげ笠姿の早乙女たちが横一列に並んで、田植え歌を歌いながら苗を植えていった。

 約6千人の観客が昔ながらの田植えを見守った。(上田潤)

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