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やまなし源水ラーメンと南部茶ご飯のセット=道の駅なんぶ提供

 山梨県南部町中野の「道の駅なんぶ」は、駅内の「南部よろこび茶食堂」で地元食材にこだわった「やまなし源水ラーメン」の提供を始めた。発売開始から1カ月で売り上げ1位の看板メニューになったという。

 やまなし源水ラーメンは、ご当地ラーメンで県内に観光客を誘致したい、との思いで地元企業や個人が立ち上げた「山梨ご当地ラーメン協会」が昨年考案した。山梨のおいしい水を使い、トッピングに県内産食材を最低一つ使うことなどを認定条件に県内で徐々に提供店舗を増やしている。

 道の駅では、県のオリジナルブランド魚「富士の介(すけ)」のアラや県産ブランド鶏のガラを使ったスープを採用。地元でとれたタケノコとドライトマトをトッピングに選んだ。南部茶ふりかけをかけたご飯がセットになっていて、最後にラーメンのスープを入れてお茶漬けにするのがオススメという。

 セット価格1350円(税込み)。道の駅なんぶ駅長の佐貫盾昭さんは「豚骨や鶏ガラだけでもないスープが好評で、9月は食事メニューの中で売り上げ1位を記録した」という。問い合わせは同道の駅(0556・64・8552)。(藤本久格)

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