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「獺祭MOON―宇宙醸造」のイメージ=旭酒造提供
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 日本酒「獺祭(だっさい)」の蔵元・旭酒造(岩国市)が来年、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」で酒造りに挑む。米ニューヨーク州など海外展開に注力してきた同社による「月面酒造」計画が動き出す。

 11日、同社が発表した。同社によると、将来の人類の月面移住を見据え、月面で獺祭を造ることを構想しているという。

 計画では、2025年後半に地球から原料の米などを打ち上げ、日本実験棟「きぼう」で醸造試験を行う。

 実現に向けて、三菱重工業と…

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