【動画】AIで自分の適性競技がわかる「Digsports」。記者も試してみた=吉田耕一郎撮影
あなたに合うスポーツは何ですか――。
カメラの前で簡単な運動をすると、自分に合うスポーツを提案してくれる。そんな装置がある。子どもの運動能力低下や、大人の運動習慣減少といった社会課題にアプローチしようと、電通総研がAIを活用して開発したシステム「DigSports」だ。
生年月日と性別を入力し、測定が始まる。身長を測り、反復横跳びと50メートル走、ボール投げ、立ち幅跳び、垂直跳びの5種目で体を動かす。測定に用いる種目は、学校で行われる新体力テストから「アジリティー(敏捷(びんしょう)性)やパワーなど、バランス良く計測できるものを選んだ」とプロダクトマネジャーの飯田倫崇さん(37)。
測定には、映像から人の骨格…