JR静岡駅北口の商業ビルにオープンした「キッズパーク X(てん)」の「ふじさん滑り台」=2024年11月1日、静岡市葵区御幸町、斉藤智子撮影

 静岡市内で屋内型の遊び場が増えている。「雨の日でも体を動かせる場所が欲しい」という子育て世代の求めに応じた市が、駅チカの遊び場設置を支援したり、廃校を開放したりしている。

 市の調べでは、市内で500平方メートル以上ある「運動型」の遊び場は、昨年度まで服織児童館のみだった。焼津市や島田市にはこども館があり、静岡市内から出かける親子連れもいたという。

 市は今年度、約5800万円を遊び場の新設や運営費にあて、昨秋までに新たに4カ所増やした。広さは5倍以上、14歳以下の子ども千人あたりの面積でみると、政令指定都市の平均の2倍近くになった。

廃校の体育館も無料の遊び場に

 2カ所は、車がなくても行け…

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