近く始まるとみられるエネルギー基本計画の議論に若者を参加させるよう、気候変動対策に取り組む若者団体のメンバーが26日、国会で訴えた。同日、エネ基に関わる国の検討の場では、メンバー構成が男性や50代以上に偏っているとの分析も出された。議論のあり方の見直しを求める声が相次ぐ。
「政策に若者の声を反映させてください」。慶応義塾大4年の阪田留菜さん(22)は、温暖化対策に関する法案の参考人として、衆院環境委員会で訴えた。議員に気候変動政策をインタビューする団体「#選挙で聞きたい気候危機」のメンバーだ。
話は、次のエネ基にも及んだ。将来の再生可能エネルギーや原子力の割合を示すもので、温室効果ガスの削減目標とも大きく関連する。
委員会後に開いた会見で、年…