ウクライナが捕虜に提供するという食事。ロシア軍に所属する北朝鮮兵に対し、投降を呼びかけた=ウクライナ政府側のSNSから

 ウクライナ政府のロシア兵に投降を促すプロジェクト「私は生きたい」は23日、ロシアに派遣された北朝鮮兵に対し、投降を呼びかける動画と文章をSNSに投稿した。ロシア語と朝鮮語で「他国で無意味に死ぬ必要はない」と訴えている。

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 このプロジェクトはウクライナ政府の捕虜問題調整本部によるもので、主にロシア兵からの投降を受け入れる窓口として機能してきた。

 23日の動画では2階建ての捕虜収容所が映し出され、北朝鮮兵が「広く、暖かく、明るい部屋」に入れられると主張。肉や野菜を含む「1日3回の温かい食事」や「医療サービス」も与えられるという。「ウクライナの収容所は国籍や宗教、イデオロギーに関係なく受け入れる」とし、連絡先も記している。

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