シリアのアサド前政権に連行されたまま数万人にも及ぶ市民らが行方不明になっているとされる問題をめぐり、国際人権団体などが23日、暫定政権に対して証拠の保全を求める共同声明を発表した。
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声明を出したのは、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、トルコを拠点とする「セドナヤ刑務所の収容者・行方不明者協会」。3団体の調査員らはアサド前政権が崩壊した後、シリアの拘禁施設や集団墓地などを視察した。すべての拘禁施設で、公文書が保護されないまま放置されたり、破壊されたりしていたのを確認したという。
こうした文書には、アサド前…