写真・図版
立憲民主党の会合で講演する野田佳彦代表=2025年1月17日午後6時35分、福井県越前市、大久保貴裕撮影

 やっぱり地方がもっと変わっていかなければいけない。私は千葉県議出身なんですけれど、圧倒的に自民党なんです。だいたい(地方の)県議会の議場に立つと、佃煮(つくだに)にしたいぐらい自民党だらけで、みんな「昭和のおっさん」ばっかり。これでは多様な色んな人の意見をとても反映できるとは思えません。

  • 「全国展開で戦えるのは立憲」を示せるか 野田代表が地方選に奔走

 もちろん、昭和のおっさんも頑張らなくてはいけないんですよ。だけど、女性の視点からとか、税金の使い道を変えようともっとやる必要があると思います。

 議会は、行政をチェックする役割があります。無駄なお金の使い方のないよう、(行政側に)かみつかなければならない。(議員は)「納税者の代表」ではありません。「納税者の番犬」にならなければなりません。

 いま、自民党はだいたい行政と仲良くなってしまい、「番犬」をやらないんですよ。「行政のポチ」になっちゃった。「ポチ」じゃなく「番犬」が必要。番犬が増えてくれば、役所の人は緊張感を持ちます。(福井県越前市での党会合で)

共有