日産自動車がホンダとの経営統合協議を打ち切る意向をホンダ側に伝えたことについて、経団連の十倉雅和会長(住友化学会長)は6日、経営統合には「企業の文化、企業価値、合併方式、価値観、統合比率などいろいろな問題がある」と指摘したうえで、両社間の一連の協議の中で「いろいろとアイデアが出てきたと思う。『別れても好きな人』ではないが、両社にとっていい方向になるのであれば、必要なときに個別のアイテムでコラボレーションをされたらいいと思う」と述べた。名古屋市での記者会見で語った。
十倉氏は昨年12月の会見で…