写真・図版
小池百合子知事(中央)の激励を受けた二松学舎大付と早稲田実の主将ら=2025年3月5日午後4時12分、東京都新宿区の都庁、西田有里撮影

 第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する二松学舎大付(東京都千代田区)と早稲田実(国分寺市)の主将らが5日、都庁を訪れて小池百合子知事と面会し、甲子園に向けた決意を語った。

 2年ぶり8回目の出場となる二松学舎大付の日笠雅凰(まお)主将(2年)は「泥臭く全力プレーをして、優勝旗を持って帰る」と意気込んだ。8年ぶり22回目となる早稲田実の中村心大(こうだい)主将(2年)は「優勝を目指して一戦一戦、全力プレーで最後まで戦い抜く」と誓った。

 小池知事は両校が戦い、延長タイブレークの接戦となった昨秋の都大会決勝に触れながら、「今度は甲子園の大きな舞台で、両チームの決勝戦が見られることを期待している」と激励した。両校はこの日、都議会も訪れた。

 大会は7日に大阪市内で組み合わせ抽選会があり、18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。

共有