午前4時半。目覚ましの音で起きた寿司(すし)職人の保(笑福亭鶴瓶)が、ふと妻の皎子(きょうこ)に目をやると、楽しい夢を見ているらしい。「フフフッ」と笑って「何でなん?」と関西弁でツッコんでいる。このほんわかした冒頭から、夫妻への親近の情が一気に湧き出す。 「私もよく寝言を言うほうなんですが、突然…