神戸市は26日、6月に開業する「神戸須磨シーワールド」（神戸市須磨区）の市民向け内覧会の抽選結果を発表した。応募総数10万3251組、35万1834人に対し、当選したのは157組500人。組数の倍率は657・6倍となった。
神戸須磨シーワールドは、昨年6月に閉園した神戸市立須磨海浜水族園から生まれ変わる。西日本で唯一となるシャチの展示が目玉だ。
- 震災の日も共にいた 神戸の水族園「スマスイ」、66年の歴史に幕
内覧会は無料で、5月30日に開催される。ネット上で3月18日～4月17日、参加希望者からの申し込みを受け付けた。須磨区内からは2万450組、須磨区をのぞく市内からは7万3990組の応募があった。市外からは8811組の応募があったが、対象外のため無効となった。
市担当者は「我々も予想以上の倍率。神戸須磨シーワールドが期待されていることの結果だと感じている」と話した。（杉山あかり）
