東京・飯田橋で対談イベントをした高田健太さん(左)と古家正亨さん=KADOKAWA提供

 このままではK-POPに「崩壊の時」が来てしまうのではないか――。長年、MCやジャーナリストとして韓国のスターとファンの橋渡しを続けている古家正亨さんと、K-POPアイドルとして活動してきた高田健太さんが4月中旬、イベントで対談。急拡大したK-POP産業の抱える課題や、K-POPにおいて日本市場が持つ意味について語り合った。

 古家さんが新刊「BEATS of KOREA」を出版したのを機に、版元のKADOKAWAが主催したイベント。高田さんは2017年に韓国のオーディション番組「PRODUCE101 Season2」に出演。アイドルグループの一員として活動した。この日は親しい仲の古家さんとともに、K-POPの展望について率直に語った。

 最初の話題は、日本市場がK-POP産業に及ぼす影響力について。

 古家さんは「重要性が高まっ…

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