清流四万十川の玄関口、土佐くろしお鉄道中村駅(高知県四万十市)にカフェ「中村駅珈琲(コーヒー)by tay coffee stand」がオープンした。構内にあった売店をリニューアルし、コーヒーやカフェラテ、スイーツなどを販売する。
中村駅の自慢は、四万十産のヒノキがふんだんに使われている待合室やホームのベンチ。そんな空間を、観光客やビジネス客らが飲み物片手に楽しめるようにと企画された。
開店した7月1日はコーヒーやソフトドリンクが1杯200円の特別価格で提供され、行列ができた。高知市の会社員の豊永遼河さん(28)は「コーヒーと待合室の木の香りがブレンドされてとてもすてきな雰囲気ですね」と話していた。
中村駅の担当者は「おいしいコーヒーで旅の思い出を作って頂ければうれしいです」と話している。
営業時間は午前8時50分~午後5時50分。(フリーライター・笠原雅俊)