写真・図版
内覧会で国宝「埴輪(はにわ) 挂甲(けいこう)の武人」を見る来場者ら=10月15日午後、東京・上野の東京国立博物館

まなび場天声人語「見出し」

「天声人語」を題材に、学びを深めませんか。今回は、読解力アップにも役立つ「見出し作り」です。見出しを考えることは、文章が訴えたいことを短い言葉で表現する訓練にもぴったりです。読者のみなさんの投稿から選ばれた優秀作を紹介します。ポッドキャストでは、編集者の井上怜記者が、審査のポイントと見出し作りのコツを詳しく解説します。

「古代のあたたかみ」「埴輪の表情 平和の象徴」「平和の埴輪 令和に踊る」「にっこり埴輪 たっぷり平和」「おだやかな、古代のXか」「はにわの目にうつるわたしって・・・」など優秀作以外の作品も紹介・添削します。そしてこの中で、ポッドキャスト賞に輝くのは?

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今月の優秀作

はにわ~るどへようこそ(平野豊さん 33 香川県)

はて、にっこりの、わけは?(高木裕さん 70 東京都)

はにわから平和を教わる令和の私(小郷知美さん 52 岡山県)

埴輪の目の奥 古代が見える(斎藤絹恵さん 55 東京都)

踊った笑った暮らしがあった。(中川悟志さん 57 大阪府)

(編集者のワンポイント)見出しに「いま」を込める

 編集者は、少しでも新しいニュースを届けることを意識して紙面を作っています。だからこそ、見出しも「いま」を込めたものにしたいと思っています。

(編集者の見出し)なぜほほえむ? 埴輪に聞きたい

 埴輪のほほえみは、古墳時代…

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